鳥取砂丘にある「砂の美術館」へ行きました。
鳥取砂丘に入ると、すぐ右側にある「鳥取砂丘 砂の美術館」は、
2006年に第1回目砂の彫刻「砂像」の展示が開催されてから、
今年で第5期になります。第5期展示テーマ は、
「砂で世界旅行・イギリス」~語り継がれる大英帝国の繁栄と王室の誇り~
今年は、夏にロンドンオリンピックが開催されたイギリスがテーマとなっています。
ウェストミンスター宮殿やウィンザー城といった歴史的建造物、エリザベス1世や
シェイクスピア、ニュートンなど、イギリス史上に名を残す偉大な人物を
題材とした16作品が展示されています。
砂像を展示する美術館としては世界で初めての屋内展示施設です。中に入ると、
圧倒されるような大作で、驚きました。
普段手ですくうと、指の間からサラサラとこぼれ落ちる砂から、
こんなにしっかりと固められ、大きな作品が、作られる事が、
不思議でした。
しかし、この砂像は、砂と水だけで作られているそうです。
砂像は、砂と水だけで作られていますが、どのようにして
あんなに大きな作品が、作られているかご存知ですか?
それはまず、作りたい大きさの木枠の中に、砂をいっぱい入れます。
次にその中の砂と同じ位の水をかけて充分に混ぜます。
水が引いたら、専用の道具を使って上から砂を押し固めます。
そうするとしっかりと硬い塊が出来ます。
この土台の上に、また同じように砂と水を入れ混ぜ押し固める・・・・
を繰り返して作りたい大きさの塊になったら木枠を外します。
この塊にスコップやコテ・ペインティングナイフを使って
砂像を作ります。
砂の彫刻「砂像」はこのように、目に見えない所での苦労が実って
皆に感動されるような、立派な作品が出来上がるのですね!!
展示期間 2012年4月14日~2013年1月6日
開館時間 9:00~20:00(最終入館19:30まで)
休館日 展示期間中:無休
観覧料 一般600円、小中高校生300円
※ 団体20名以上で、一般500円、小中高校生200円
※ 障害者手帳を所持している方は、無料です。
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