鳥取県・琴浦町光地区のこて絵(鏝絵)


こて絵(鏝絵)って知ってますか?
こて絵は、左官職人が顔料の入った漆喰を使い、筆の代わりに
鏝で絵を描いたもので漆喰装飾の一技法です。

 

民家や土蔵の壁に鏝で立体的な彫刻を施した装飾画は
福を招く縁起物や身近な動物や空想上の獣などが
表現されていて、
家内安全や無病息災などの願いがが込められています。

 

こて絵は、江戸末期から伝わる伝統的な手法で、
高松古墳や法隆寺の金堂の壁画にも施されている
古くから伝わる技法です。

 

全国で、約3000カ所あると言われる鏝絵が
琴浦町の光地区に数多くあります。
48戸の集落のうち24棟に鏝絵が密集しているのは

全国的にも珍しいそうです。

kotee

我が家から20分位の所にある、琴浦町の光地区に行って見ました。
のどかな田園風景を眺めながら、車でしばらく走ると光地区に到着しました。

 

駐車場から歩いて集落をぐるっと一回り。
出会った人に尋ねながら、写真を撮りました。
土蔵の扉に鶴や亀などの縁起物が多く見られました。

kotee2

浮き彫りにされたどの鏝絵も、
とても素晴らしく芸術作品です。
こて絵は、江戸末期から伝わる伝統的な手法です。
はるか昔の江戸時代の人もこれと同じような
こて絵を見ながら生活していたとは・・ちょっと不思議な気持です。

 

今日は、鳥取県・琴浦町光地区の鏝絵(こて絵)のご紹介でした。

 

 

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