最近多くのメディアで報道されている「ヒアリ」。
2017年7月強毒な「火蟻」が日本へ上陸し拡大しています。
非常に攻撃的な「ヒアリ」は刺されると火傷のような激痛を伴います。
毒性はスズメバチと同程度に強く、死に至る可能 性もあります。
この「ヒアリ」がどのような所にいるか、また症状~対処方法を調べてみました。
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刺されると最悪の場合死に至るほどの強い毒性を持つ外来種のアリ
「ヒアリ」が、神戸や名古屋、大阪に続いて東京都内でも見つかりました。
いよいよ、私達の身近に侵入しつつあります。
この、猛毒をもつ「ヒアリ」の女王蜂は、1日100個の卵を産むとか・・・・。
そのような繁殖力旺盛な「ヒアリ」が、
最近続々と日本に侵入してきているのです。
この「ヒアリ」は、マーベル映画「アントマン」(2015)などでも、
話題になったのでご存知の方も多いのではないでしょうか?
刺されると火傷のように痛み、人によってはアナフィラキシーショックを
起こし死に至る可能性があり、殺人アリとの異名を持っています。
また、人が刺されるだけでなく、建物への影響や、家畜が刺されたり
農作物などの被害が予想されます。
いつ私達の周辺に現れるか解らない怖~い「ヒアリ」から身を守るために
「ヒアリ」について、よく知っておくことが重要と思いました。
ヒアリとは。
ヒアリ
別名 アカヒアリ・火蟻
科名 ハチ目 アリ科
原産国 南米(南アメリカ)
体長 2.5~6ミリ
色 全体が赤茶色で腹部が黒っぽい赤色
お尻に毒針を持ち刺されると、強い痛みと腫れかゆみや動悸などが
引き起こされ、アナフラシーショックによる死亡の可能性もあります。
攻撃性が強く毒針で何度でも刺します。
オーストラリア・ニュージーランド・マレーシア中国南部などに
急速に拡大している。
ヒアリの症状
非常に攻撃的な「ヒアリ」は、刺されると火傷をした時の
ような激痛が走るとのことです。
毒性はスズメバチと同程度に強く、刺されると死に至る可能 性もあります。
そのため、アナフィラキシーショックを起こし死に至る可能性があります。
毒に対してアレルギー反応を引き起こす例が
北米だけでも年間1500件だと伝えられています。
アルカロイド系の毒により、非常に激しい痛みを覚え水泡状態に腫れる。
殺人アリとの異名を持ち、「世界の侵略的外来種ワースト100」
にも指定されています。
軽症は、刺された時は火傷のような激痛。
やがて刺された部分にかゆみが出る。
約10時間後に膿が出るそうです。
中症は、刺されて数分~数十分の間に刺された部分を
中心にして腫れが広がる。
じんましんが出る場合がある。
重症は、刺されて数分~数十分の間に、息苦しさやめまい
激しい動悸を起こし、意識を失う場合もあります。
この場倍アナフィラキシーショックを起こす可能性が高い。
すぐに病院へ。
ヒアリに刺された時の対処方法
ヒアリに刺されたら、すぐに水で洗い冷やす。
そして、刺されてから、2~30分は安静にすること。
そして、体調の変化に注意しておくこと。
様態が急に進んでしまうこともあるので、体調が急変したら、病院で受信する
その時は、とにかく1番近い病院(出来れば救急病院)で受診。
・アリに刺されたこと。
・アナフィラキシーショックの可能性があること
を必ずつたえる。
ヒアリを見つけたら。
ヒアリの巣は、土をドーム型に盛り付けて作る蟻塚という巣です。
蟻塚 の大きさは、直径で20~60㎝、高さは15~50㎝位
にもなるそうです
ヒアリを発見したら、地方環境事務所に通報する。
日本には、天敵もいないし定着してしまったら根絶は難しいとのこと。
人間高ではなく家畜や建物・農作物の被害も懸念されます。
また、ヒアリは集団で川面でも移動します。
日本に上陸し始めた今の時期・初期対応のヒアリ対策は
「極めて重要」ですよね!
ヒアリの駆除方法
ヒアリの駆除方法で、即効性があるのは、熱湯・殺虫剤。
ヒアリや巣に直接かけます。
市販の殺虫剤より専門業者による、高圧散布のほうが効果が
高いそうです。
また、即効性はありませんが、顆粒やゼリー状のベイト剤(毒えさ)
でも、効果が期待できるとのことです。
行列内や巣の周辺に置くと、時間はかかるものの確実に
駆除できるようです。
ヒアリはこのように集団で川の中を漂いながら移動します。
ヒアリにも天敵がいた。「ゾンビバエ」
このような攻撃的なヒアリにも一つだけ弱点があります。
それが、天敵「ゾンビバエ」の存在です。
「ヒアリ」の4分の1程の大きさしかない「ゾンビバエ」です。
でも、唯一「ヒアリ」が最も恐れているのです。
ヒアリの大きさ 2.5〜6ミリ
ゾンビバエの大きさ 0.6~1.5ミリ
この小さな昆虫がなぜ・強い毒性を持つ「ヒアリ」
に対抗できるのでしょうか?
それは、
ヒアリに約200個もの卵を産み付ける
ヒアリの体内にだんだん侵入してくる。
体液を吸って成長する。
脳に浸入し脳を食べ尽くす。
ついに、ヒアリの頭部を落とす。
ご覧のように「ヒアリ」はとても攻撃的で強い毒性を持っています。
このような殺人アリ「ヒアリ」の存在についての情報を、頭の隅に
おいて置くことで、とっさに身を守ることが出来ると思います。
小さい子供は昆虫が大好き!
しかし、このような恐ろしいアリの存在をしっかり教えることで、
危機を逃れることも出来るでしょう。。。
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